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えどコレ作品初の海外進出、フランスへ

えどコレ作品初の海外進出⇒フランスへ


パリで毎年開催されて大賑わいのJapanExpoに初めてえどコレ商品を出展しました。毎年入場者が増加し今回は20万人の方が来場。開催期間は7月5日から8日までの4日間。今回の出展はアート空間・伊賀麻衣子さんにアレンジ頂きました。商品選定もパリでの販売経験が深い伊賀さんの意見も頂きながら行いました。出展した商品は江戸風鈴、江戸扇子、江戸浴衣、型小紋、組子、漆芸、水引の作品です。

パリの方々の反応が直接聞けて大変参考となりました。 日本文化への関心が高い地域の代表の一つですが、まだまだ伝統的な工芸品のイメージが強いこと(例えば北斎の浮世絵)、一般庶民の方は財布のひもが固いこと、例えば扇子と言っても良いものと低廉なものの区別はまだなかなかつかないこと、女性はファッションへの関心は高くアクセサリーなどは目を惹くことなどです。そういう傾向もあって、えどコレ商品の中で最も良い評判を得たのは漆芸・山口敦雄さんが美大生とのコラボで開発した折鶴ピアスでした。何人かのパリジェンヌの方から 会場でお買い求め頂きました。

このJapanExpoへの出展を契機にパリのオペレ座近くで日本の和雑貨の販売に長年携われているショップ「BUKIYA」さんに。今回出展した商品の中から数点販売を開始頂く運びとなりました。手拭などが人気だそうです。

このJapanExpoの後、9月7日から11日間フランス・ストラスブール(フランス東部最大の都市。ドイツとの国境沿いにある。)で開催されたヨーロピアンフェア(毎年20万人が来場する欧州では最大級のイベントの一つ)にも伊賀さんが折鶴ピアスや型小紋のピルケースを出展し、こちらも大変好評だったとのことです。折鶴ピアスは10点程販売されたとか。嬉しいニュースです。

これらの経験を更に深めて、パリでの販売に適した商品提供も検討していきます。パリジェンヌの反応から折鶴ピアスの金具のシルバーバージョンなども追加販売することとなりました。